私の子育ての指針～子育て四訓～

『子育て四訓』

乳児はしっかり　肌を離すな
幼児は肌を離せ　手を離すな
少年は手を離せ　目を離すな
青年は目を離せ　心を離すな

この言葉は、山口県に住む緒方甫さんという教育者の方の言葉です。中学校長や市教委の委員長などを歴任した経験をまとめたもので、日本時事評論の平成１３年元旦号に掲載されたものだそうです。

あるブログで知ってから、私の子育ての指針となりました。今ではなるべくベビーカーより抱っこ紐で出かけるようにしています。布おむつや抱っこ紐で肌を離さない育児を実践するうちに、ママ向けの便利な道具に頼り過ぎることの危うさを感じるようになりました。

布おむつは一見手間がかかって大変です。でも、赤ちゃんとの触れ合いの回数は紙おむつより断然多く、生後７ヶ月に入った今、トイレトレーニングとして訓練を頑張らなくても自然なおむつ外れへと繋がっていく予感がします。

ベビーカーや赤ちゃんが一人でも遊んでくれるグッズなどは、その時その時は移動が楽だったり、手がかからなかったりとママにとっては魔法の道具のように感じます。でも、肌を離さない育児やおもちゃや機械にではなく人間に相手をしてもらって育つことの少年期・青年期への影響を考えると、便利なものこをよく考えて使いたいなと思います。