qmama's blog

世の中のことを楽しくお勉強するためにイロイロやってみます♪

堀江貴文氏(ホリエモン)の著書『ゼロ』のミリオンセラープロジェクト、全国無料公演ツアー@東京に参加してみて

『ゼロ』で自立について書かれていた。

精神的に親から独立して、物理的、そして経済的にも自立すること。この一歩を踏み出したとき、人はようやく「自分の頭」で物事を考えられるようになる。

親との関係はそのまま社会との関係につながっていく、と堀江さんは言う。

そして、あなたはほんとうに「自立」できているか?と問われる。

 

私はほんとうに「自立」できているのだろうか…?

そう自分に問いかけながら公演を聴いていた。

その日のメッセージの1つは「人に頼ることを覚える」ということであった。

 

将来や未来に対する不安を煽るようなマスコミや世の中の風潮を危惧しつつ、そういった流れに飲まれることなく、もっと楽観的で前向きなマインドセットをすることが必要と説く堀江さん。人に頼ることを覚え、人とつながる能力をつければ、将来に不安を感じる必要なんてないんだと言う。

 

「自立」と「人に頼ること」

この一見相反するメッセージの意味を私なりに考えてみた。

 

堀江さんの言う「自立」とは、自分自身のことを自らが責任を持って意思決定を行える状態のことを指すのではないか。そして現状や結果を全て受け止めることができるかどうかが自立と非自立の境界ではないだろうか。

例えば、大学受験をする時私は両親に学費を負担して貰っていたため、どの大学を受験するのか親に確認しながら決めた。この状態において私は自立していないといえる。他にも極端な例ではあるが、昔彼氏ができなかったことを「もっと可愛い顔に産んでくれてたら彼氏もできてたのに…。」などと冗談半分で言っていたこともある。この様な考え方も現状を否定し、うまくいかない理由を他者に求めているという点において自立した姿勢であるとはいえないだろう。

 

一方で「人に頼ることを覚える」という言葉には、何が何でも全部自分1人で抱え込む必要はないんだよ、という優しいメッセージを感じた。

 

 

「自立していること」と「人に頼ること」は一見矛盾しているように感じる。しかし、「自立」とは状態のことであり、「人に頼ること」は手段であって、「自立」した精神を持った私が「人を頼る」ことは起こり得るのではないかと思う。